ねむりの蔵スタッフ片山です。
 　
今回は子どもの昼寝についてのハナシ。
 
子どもの体の成長に欠かせない成長ホルモンは、
眠りについてからの約2～3時間、
一番深い眠りの時に多く分泌されます。
 
この成長ホルモンは、身体的な成長に止まらず
脳内の神経ネットワーク形成にも影響を与えます。
 
子どもは日々新しい情報をインプットしていますが、
その情報を整理し、言語や思考の発達へと繋げるためにも
睡眠は大変重要な役割を果たしています。
 
お昼寝でも成長ホルモンはもちろん、
情緒の安定を助ける物質であるメラトニンが分泌されます。
 
お昼寝は、心身のバランスを整える効果に加えて
午後の活動に必要なエネルギーを蓄える役目もあります。
 
幼児の場合、一日のトータル睡眠時間は
11時間から13時間が理想とされていますが、
実際には、夜にこれだけの時間をまとめて取ることは難しく
不足分を昼寝が補っています。
 
一般的には、3歳頃を目安に、お昼寝の卒業となるようですが、
子供の成長には個人差が大きいので、周りの子たちが
お昼寝を卒業しても、焦る必要はありません。
 
まずは、成長によって睡眠サイクルが変化する子供にとって、
心地よい睡眠環境を整えていきましょう。
 

 
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