冷え症の方の眠りについて。
冷え症の人は相対的に寝つきがよくありません。
なかなか眠れないんですよね。
人が眠りに誘われるには、自然と体温をさげようとします。
身体と脳を休めようとして基礎代謝を抑えるあらわれです。
乳児や小さなお子さんが判りやすいです。
彼らの手足や指先があたたかくなってきたとき。
それは、眠たい信号を発している状態。
体温を下げるために、放熱しているんですね。
大人も変わりません。
でも、冷え症の人は、血液の循環が活発ではないので
なかなか、体温をさげることができないようです。
では、どうするか。
冬場、寝入る前の寝室をあたたかくしておく。
でも、就寝中にはあたためすぎにならないように。
靴下をはくのは、足を締め付けて逆効果と言われています。
締め付けの少ないものや、湯たんぽなどが効果的。
寝具は、人工的に一定の温度を保ち温める環境をつくる電気毛布などはおすすめしません。
無理に身体の外部環境(寝床内環境)を一定にするので、
就寝前にはスイッチをオフにするようにしてください。
寝具は軽くて暖かかなものを。
そして、通気性を確保して快適な寝床内環境をつくることを心掛けてください。
軽くて暖かい羽毛布団と保温性を損なわずに通気性を保つ天然素材のカバー
そして、ケットのレイヤリングをお奨めします。
良い眠りは、身体も心もポカポカにしてくれる筈。
大東寝具工業/大東利幸
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