我、青春は何十年前。学びの年、学生時代、いい思い出ばかり。
心の片隅に消えずに残っていて、時として青い芽を心に小さな花を咲かせての今日迄。
でも、もうその種すら、枯れて土となってしまいました。
生かされているこの世から、全てのの青春を消さなくては。
数日前、訃報のお知らせが入る。
姿、人格、そのどちらも最高の彼、別々の人生を歩んでの人。私にとっての青春の思い出を一杯与えてくれていた人。
女としての歴史にサヨナラ。後は思い出が無くなった人生を、与えられた生きる事を、一日一日重ねていきます。
若さだけが青春ではない、青い芽が花に成るそんな春を自分で作ろうかな。
寝具研究家 大東 和子