ベビーアフガン
- 2025.01.31 (Fri)
こんにちは製造部のクマモトです。
今年も宜しくお願い致します。
先日、京和晒綿紗ガーゼ5重合わせ80cm × 80cmのベビーアフガンを製作しました。京和晒綿紗ガーゼは洗うほどふんわりと風合いがよくなり、ホルムアルデヒド0の安心素材なので敏感肌の方も安心してお使いいただけます。
5重合わせガーゼの2重と3重の間にコードパイピングを挟み込みながら一周回っていき仕上げていきます。
4つ角のカーブを切りそろえながら曲がる感覚がとても難しく、フード部分は特にガーゼの重なりが多い為、スピードを落とし慎重にミシンを走らせて仕上げています。セレモニー仕様のアフガンは、お出かけの時のおくるみとしてはもちろんの事、お昼寝の肌掛けや、授乳の時のケープとして、いろんな場面で活躍してくれるアフガンです。赤ちゃんの体を固定すると赤ちゃんの体が安定するため、抱っこしやすくなりモロー反射の防止、体温調節などをポートしてくれる商品です。
モロー反射
生後4か月頃までの赤ちゃんに起こる、周りの音や刺激に反応し何かに抱き着こうと手足をぴくっとさせる体の動き。
アフガン
アフガニスタンおよび近隣諸国では旧来、手編みの一種であるアフガン編みという技術が存在していた。棒針の先端が鍵状をしたアフガン針で立体的な編み物を織り上げるのが特徴である。伸縮性に冨み完成品は膝掛けや毛布代わりに使われてきた。
ただ、アフガニスタン伝統のアフガン編みでは羊毛を使うのが基本で、ベビー用品のアフガンとは基本的に材質が異なることから関係ないとの説もある。要するにおくるみとアフガンは同じものらしいです。
おくるみ
生まれたばかりでまだ首の座らない赤ちゃんを包む大きな布のことです。「アフガン」「スワドル」などとも呼ばれます。正方形や長方形の形が一般的ですが、フード付きのものなどデザイン性が高い商品もあります。おくるみは、一般的に出産し退院した直後から生後3〜4か月まで必要です。生まれた時の大きさなどの個人差によって使用期間は変化し、中には産院にいる間から使っていたというケースも。使用やめるタイミングは「赤ちゃんの首が座るまで」「季節が暖かくなるまで」という人は多いようです。成長し赤ちゃんの動きが増えてきたら動きを妨げないようにおくるみを外すとよいでしょう。
大東寝具工業/クマモト