下手の長糸 上手の小糸
- 2019.09.04 (Wed)
こんにちは、大西です。
少し前、同僚に丸いクッションの手縫い方法を伝授していた時に、ふと昔のことを思い出しました...。
手縫いをする時は、必要な長さの糸を切ってから、縫うのが普通なのですが、
伝授してる時、糸を少し長めに切っていたので非常に縫いにくそうでした。
昔、短期間だけ料理旅館に勤めてたのですが、
若女将さんに「下手の長糸 上手の小糸((へたのながいと じょうずのこいと)」
という言葉を教えていただきました。
当時は聞いても「ポカーン」という感じでしたが(笑)
この言葉の意味は、下手な人ほど糸を長くとり、縫いにくくし、
上手な人ほど必要な分だけとり糸が絡まることなく縫い作業がしやすくなるということらしいです。
数年経った今、その言葉の意味が身にしみて分かりますね(笑)
ではでは。
大東寝具工業/大西