肩こりは、肩から首周辺の筋力不足、血行不良、同じ姿勢を取り続けることが原因です。日中の活動時だけではなく、睡眠時も肩周辺の筋肉を動かしやすくし、寝返りをうちやすくすることが大切です。

腰痛は、姿勢が悪い、一定の姿勢を保ち続ける、激しい運動などが原因です。睡眠時も腰をサポートする寝具が必要です。

鼻や口から吸いこまれた空気は、通常スムーズに肺まで達しますが、空気の通り道（気道）が狭くなり、乱気流が起こり、いびきとなります。
いびきの原因は様々あり、肉体や精神的な疲れ、むくみ、肥満などが主な原因です。

寝違え（寝起きに首や肩などに痛みがある状態）は狭い場所や、体に合わない寝具で寝ることが原因です。

暑くて眠れない原因の一つは、大量に汗をかくためです。寝床の温度が、理想とされる温度32度、湿度50％の数値が。また寒い場合は、寝床内温度が保たれないからです。

人の身体は体温調節するようにできています。冷えは身体の体温調節機能がうまく働いていないことが原因です。

就寝時に身体の体温が下がるのは、人がもつ元々の機能です。
体温は血管を拡張させ、血液を皮膚の表面に集めて、体外に熱を放出させることで下がります。入眠時は、お風呂などで身体を温めた後だと体温が下がると同時に入眠もしやすくなります。

寝床温度が一定であり、かつ適度に調節が効く寝具や布団が必要です。季節によって寝具を変えることも必要です。また歳を取ると眠りが浅くなり、途中覚醒しやすくなります。

通常、寝返りは入眠から約3時間後に行われますが、そのタイミングで寝返りがスムーズに打てないと、浅い睡眠となり、寝苦しさなどで早く起きてしまいます。
寝返りがスムーズに打てない原因の一つに、重い布団で寝ること。また睡眠時に体温が一定に保たれていないとメラトニンが十分に分泌されず、浅い睡眠になります。

ぐっすり眠れない原因は、様々な要因によります。
寝床内温度は、温度32度、湿度が50度程度が理想とされています。その他、寝室環境（光・音・湿度など）の要因も関係しています。
まずは、現在の寝具を見直すことにより症状が改善される可能性があります。

逆流性食道炎は、睡眠中、胃の内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症が起きた状態です。日本人の食生活が変わり、この症状が増えつつあります。
良性発作性頭位めまい症は、寝返りをうった時や頭を急に動かした際に発症します。睡眠中の枕の高さにより、発症する場合があります。

「睡眠時無呼吸症候群」とは、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
眠っている間に呼吸が止まる症状は、本人には自覚しづらく、気付かない内に身体に負担がかかり、日中、非常に眠たくなる、集中力などの低下など生活に悪影響を及ぼします。