プレスリリース 新型インフル対策
- 2009.09.08 (Tue)
本日9月8日、
京都新聞(朝刊)は経済欄の主要ニュースのトップで紹介されました
以下、転載
手を触れず洗い消毒
新型インフル対策 京のベンチャーグループ開発
新型インフルエンザ対策用に、全自動で手洗い消毒ができる
装置の開発を京都市のベンチャー企業グループが進めている。
装置に触れずに洗浄消毒、乾燥までする仕組みで、このほど特許を出願した。
試作機作りを町工場でつくる京都試作ネット(事務局・宇治市)に依頼中で、
多彩な中小企業の連携を広げて事業化を目指す。
異業種連携で開発している消毒機器のイメージ図
■異業種8社が結集
グループは京都市ベンチャービジネスクラブ(中京区)のものづくり研究会で、
検査機器製造の大洋エレックス(山科区)、寝具メーカーの大東寝具工業(伏見区)、
印刷業の田中プリント(下京区)など異業種の8社が参加している。
開発中の装置は自動消毒機「洗いっ妓(こ)はん」。現在の手洗い消毒はポンプ式の
アルコール液を使うことが多いが、手でポンプを押すためウイルス感染を完全に
防げないとみて非接触方式を考案した。
新装置はアルコールを含む洗浄液を内蔵。開口部に入れた手指を感知して自動的に
洗浄液を出し、温風乾燥まで一連の消毒作業ができる。
試作機は高さ50センチ、幅30センチ、奥行き20センチとトイレ向け乾燥専用機と
ほぼ同じ大きさで、価格は10万円以下を想定している。
現在の参加企業は開発元で、機器の改良や製造、生産、販売などそれぞれの分野で
協力企業を募集している。
開発に携わる法衣クリーニング業、和光舎(伏見区)の西谷謙二社長は
「新型インフルエンザ対策に役立ち、幅広い需要が見込める。流行を防ぐため
できるだけ早期に商品化したい」と話している。
和光舎TEL075(612)7997。
ご協力いただける皆様のご連絡をお待ちしております。
大東寝具工業/大東利幸