雨にも負けず
- 2008.11.13 (Thu)
朝、長女を幼稚園へ送る車の中
後ろの座席から聞こえるのは
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫なからだをもち
慾はなく決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
子供からは沢山のことを教えられます。
大東寝具工業/大東利幸