男前
- 2019.06.27 (Thu)
この間から、キッチン真上の照明のハロゲンが一台、ご臨終してたのは知ってた。
そやけど、今思たら、なぜかアクションに繋がらへんかった。
つまり、電球替えんと、そのまま放置プレー。
これってなんやったんやろ。男の更年期か!?
「電球替えるのは男の仕事。」
と、お祖母ちゃんにもお袋にも、幼少のみぎりより叩き込まれてきたので
何も言われずとも、電球のストックなければ、ツケのきく電気屋さんに横ダマ付き自転車乗って買いに行き
ゲットした電球片手に脚立に登り、流し台の上にあがり、時には椅子を二段重ねて、弟に肩車させたり
色々な試行錯誤しながら天井にへばりついてる照明の高さまで背伸びして
電球替えること、数え切れんほどやってきた。
その回数たるや、おそらく3,542回くらい。
しかし!
今日、帰ったらハロゲン球のパッケージがテーブルの上に。
ん?
とうとう、はよ替えてや!ということか。サインか!そうか、やってへんかったわな、、、
と自己不信に陥りかけた。途端。目に飛び込んできた。
ん?
あれ?灯いてるやん。俺、替えてへんねんけど。
誰?
OL一年生長女が、そんなこと出来る筈あらへんし。
このソケット外して、ハロゲン球替えんの大変なんやけど。
で、誰? 誰がやってくれたん?
ということで、出来ることが初めてわかった。 そっか、伊達やないな。
俺より、はるかな男前に感謝。
俺の仕事、男の仕事、忘れててゴメンな。
大東利幸