見える化 – デザイナーさんからの仕事
- 2009.02.27 (Fri)
デザイナーさんからの依頼
チェアの上に敷く
オリジナルのシートクッションの試作作成
たかがシートクッション、されどシートクッション
デザイナーさんがデザインしたオリジナル
インテリアチームのスタッフ山下が
シートクッションの図面、仕様指示書と格闘中
図面、指示書上の2次元ワールドを
単に再現して作成するだけではいけない
2次元の表現と実際には、必ずギャップが存在する
そして、概ね、大東寝具工業がご依頼をいただく
デザイナーさんたちが求める作成品の完成度はかなり高い
指定の使用素材の特徴、縫製技術、その出来
完成後の使用感までも想定して
そのギャップを埋めなければいけない
素材、工程、想定される難易度、、
作成のための見積りをするだけでも
ひょっとしたら、デザイナーさんがデザインするよりも
時間がかかるくらいだ
勿論、デザイナーさんの頭の中での
閃きと具現化までの時間は入っていませんが、、
また、空間やインテリア、建築に関わる
デザイナーさん絡みの仕事は
大量生産よりも、むしろ少量の作成で
特に、一般、しかし思い入のある住宅向けや
飲食店、店舗等の一点ものも多い
凄く時間と手間がかかるものが殆どだ
そして、そのリピート、
つまり、再度のオーダーが忘れた頃にやってくる
そのためにも、初めての作成品の仕様や資料は
きっちりと保存しておかねばならない
そうしないと、また、最初と同じことをしなければいけない
下手すれば、デザイナーさんの方には
資料さえ残っていないこともある
大東寝具工業では、ものづくりだけではなく
作成に至るまでの足跡をデータ化して保存
いつでもビジュアルに再現できる、見える化にも取組んでいます。
大東寝具工業/大東利幸