人間古くなってくると、色々とストックしてあるものを引っ張り出してくること多し。

で、昨夜の一日を終えるための一枚は敢えてアナログ盤。



１５で嵌った Rolling Stones の２枚目として買ったアルバム、Made in the Shade のA面。
4２年ものの紙ジャケはかなりの傷み具合。

その頃のストーンズのベストアルバムで、聴きに聴きまくった。

初ストーンズは、リリースされたばかりの Black and Blue。
洋楽系月刊誌、 Music Life に新譜紹介されてて、何か強く惹きつけられた。

Beatles や　Suzi Quatro の後でタイトな懐具合だったけど、
お小遣いをはたいて買ったストーンズの１枚は、
あまりにも刺激的、挑発的で、鷲掴みにされてしまう。

で、次は何か。

しかし、 Black and Blue 以外、ストーンズの曲を知らないなか、
iTunes も Amzon Music も Spotify もある訳ないし、
視聴などもできる環境でない当時、大切な月のお小遣いが吹っ飛ぶ価格のLPを買うのは大きなリスク。
ラックの肥料になったLPも沢山あるあるね。
片面の１曲だけにLPで2,500円も払わないといけないケースも沢山あったあったね。
兎に角、大きな賭け。

ベストアルバムとかそんなんも知らずに
ストーンズのLPのラックのたーくさんの中から選んだ基準は、ただ単にジャケット。
理由は刺激的やったから。

ジャケット眺めていて、Made in the Shade ってタイトルロゴの響きが相まって、
ともて良い気分になり購入決定。

急いで帰宅して、わくわくし、そわそわしててターンテーブルの盤に針を落とす。
結局、ストーンズに更にのめり込む１枚となった。

聴きたおした後遺症がひどくて、チリバチノイズは最早、度を超えている。
デジタルも良いけど、聴きたおしてたときから経過した時間を一緒に連れてきてくれる。

A面最後のトラック Wild Horses で一日を締めくくる。

Cassavetes 1962　／　大東寝具工業　大東利幸